top of page
DSC_2647.jpg
DSC_3046.jpg

Dance Base Yokohama 2023年度

レジデンスアーティスト滞在制作

「the World Is Green」

【主催】酒井直之

【共催・レジデンス協力】Dance Base Yokohama

【写真】金子愛帆

DaBY Web

DSC_2662.jpg

––––「the World Is Green」について

 

 

酒井直之は、物質や自然、他者との関わりのなかにある身体に着目し、関係性の円環を浮き彫りにするような作品を制作しています。

本作では、植物や物質、ノンヒューマンとの連関(アソシエーション)の平等性に焦点を当てています。

 

ダンサーが自身の身体を主体として物質や植物と関わるとき、それ自体が近代以降のコスモロジカルな連関を可視化させる側面があります。

哲学者のエマヌエーレ・コッチャは、すべての生が水平にあり、常に変化の途上にある「メタモルフォーゼ」の理念を提起しました。

このような変化の途上にある身体とノンヒューマンがパフォーマンスのなかで泳ぎ合うとき、エコロジカルな連関を想起させることが可能なのではないでしょうか。また、その主体と客体の移り変わるゆらぎ、連関の推移を、関係性のダンスと捉えることもできるのではないかと考えています。

 

エマヌエーレ・コッチャ『メタモルフォーゼの哲学』松葉類・宇佐美達朗訳。勁草書房。2022年(原著:2020年)

実施イベント

P1080182-2.jpg

6月11,13,15,19,20日

オープンスタジオ

制作現場を公開。自由見学。

13:00 - 17:00  入場無料

ws5.jpg

6月12,14

ワークショップ

酒井直之によるワークショップを開催。

13:00 - 17:00  参加費:1500円

「身体意識」「物や空間との関わり」「音との関わり」を参加者と共有しながら、パフォーマンスにおける身体の可能性について探求。

DSC_2662.jpg

6月22,23,25

ショーイング

酒井直之ソロパフォーマンス&トーク

15:00 - 17:00 入場料:2000円

作「the World Is Green」の上演と、

アフタートークディスカッション

P1080067.jpg

6月6,10,16

共同リサーチ

ゲストとの共同リサーチ。

13:00 - 17:00 入退場自由。入場料:1000円

「身体を探る」

「身体と物質を探る」

「身体と音を探る」

3つのテーマと3人のゲストと共に、

実際に身体を用いて実演を行いながら、対話を重ね、

パフォーマンスにまつわる要素についてリサーチを行いました。

酒井直之・宮坂遼太郎

セッションアーカイブ

Co-research-Miyasaka.jpg

https://youtu.be/GhejgRxom3M

出演 酒井直之、宮坂遼太郎、浅川奏瑛

宮坂遼太郎 共同リサーチ「音と身体を探る」

のなかで行っていたリサーチセッションの映像を一部公開。

共同リサーチゲスト

6F07E02E-9465-463B-BEFD-04C83C02B556.JPG

6月6日 13:00 - 17:00

​「身体を探る」

のばなしコン

肉体屋/ダンサー/振付家/どうぶつ体操主宰/わな猟師

 

人間はどんな変容ができるのかを探り、実験し、発表し、広めていく。

生物学・文化人類学・哲学、自らの山での狩猟採取や都市での生活の往復などを通じてダンス・パフォーマンス作品の制作・発表、WSを開催。様々な生き物の生活や働きの多様性から人間はどう生きることができるのか。個人個人のらしさが尊重されるために働く。

 

大きくなったら動物になりたいという幼少期を経て肉体探究の道へ。

主な作品に全編ブリッジ姿勢で踊り、背と腹、手足の区別が崩壊し、新たな働きを見せるソロ「Mutant Dynamics」、寄生虫や昆虫の防衛行動をダンサーの群舞にした「Integration」、昆虫や植物、獣の世界を行ったり来たりまぜてしまうソロ「はる、むしむし」など生物学などをもとにしたダンス作品の発表。

また、アニマルコンちゃんとしてさまざまな生物の動きをモチーフにしたどうぶつ体操を主宰。幼児から大人まで様々な年齢層に普及。

2021年、拠点を和歌山に移し野山を四足で駆け巡る。海からは貝、山からは鹿を食す。

2023年、齊藤コンからのばなしコンに改名

 

https://www.consaitoh.com

IMG_8761.JPG

6月10日 13:00 - 17:00

​「身体と物質を探る」

前田春日美

1991年東京都生まれ。2019年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。からだの物質性や不満を起点とし、それらを確かめる振る舞いを記録したビデオワークを主に制作している。

近年の活動歴

パフォーマンス:前田春日美+豊島彩花「やわらかい杖を置く 平たい目で登る」(トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC、東京、2022)。

グループ展:「AGAIN-ST ルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材」(武蔵野美術大学 美術館・図書館、東京、2022)、菊谷達史・前田春日美 2人展「影をしたためる notes of shadows」(biscuit gallery、東京、2022)

 

https://www.kasumimaeda.com/

photo:comuramai

00FB7E1B-97B4-4058-B9C8-D372A535F755.JPG

6月16日 13:00 - 17:00

​「身体と音を探る」

宮坂遼太郎

1995年生まれ。長野県諏訪市出身、東京都東部在住。主に打楽器を用いて演奏する。

岩出拓十郎との宅録ユニット"アナウンサーズ"や田上碧との音声パフォーマンスユニット"二十二世紀ヶ原"、高橋佑成・細井徳太郎とのノイズバンド「秘密基地」のほか、大石晴子、大林亮三(SANABAGUN)、折坂悠太、七尾旅人、蓮沼執太、本日休演、増田義基などと恊働。

Daby1.png
Daby2.png
bottom of page