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『グローカル・トレーニング 』Glocal Training est.2020/4/30
酒井直之×中村駿による 地域活性映像ダンスプロジェクト。
○開始時ステートメント
埼玉県春日部市に拠点のあるダンサー / 酒井直之と、そこから徒歩10分圏内に拠点を持つダンサー / 中村駿による、ウイルス禍における映像訓練を発端とした、地域活性化への準備プロジェクト。
ウイルスの感染リスクを避けながら、Withコロナでの活動に備えると共に、ポストコロナにおいてもイベント等の発信拠点としての可能性を醸成することを目指し、東京での一極集中に依らない、地方分権的なダンスの取り組みを目指す。
・ビデオ・ダンス・トレーニング
劇場でダンスを観るとき、主となるのはダンサーの身体である。観客はダンサーの身体を観て、脳内にイメージを生成する。
ビデオダンスの鑑賞者が実際に目撃するのは、ダンサーの身体ではなく、液晶画面である。
もし映像表現をダンスと同じ地平に置こうとするならば、この撮影者の視点こそが「ダンサー」であり、その視点が映し出すものすべてが「ダンス」である。
撮影者の視点=「ダンサー」の表現を「ダンス」と捉えるとき、「被写体となるダンサー」との間にはコンタクト・インプロヴィゼーション的なセッションが発生している。ふたつの「ダンサー」の間で、どのようなセッションが可能で、どのような映像表現の可能性が生まれるだろうか。2名のダンサーによる映像訓練。
Youtube アーカイブ
2020/4/30「グローカル・トレーニング#01」
ダンス:酒井直之 撮影ダンス:中村駿